プレミアやラ・リーガで活躍の元仏代表MFがバスケットボール転向? スペイン4部クラブの練習試合に出場
元フランス代表MFエティエン・キャプー(36)がバスケットボールプレーヤーへの転向を目指しているようだ。 【写真】左上2番目にキャプーの姿 これまでトゥールーズやトッテナム、ワトフォードでプレーしたキャプーは、フランス代表として通算7試合に出場した189cmの守備的MF。2020年からはビジャレアルでプレーしていたが、契約満了に伴い昨シーズン限りで退団していた。 スペイン『レレボ』によれば、現在フリーのキャプーはテルセラFEB(スペイン4部)に属するバスケットボールクラブ、CBホベンス・レリアナの練習に参加しているという。 幼少期からバスケットボールの大ファンだったものの、家庭の財政的な事情でよりプロの可能性があったフットボールの道を選択したキャプーは、昨年9月に行われた『レレボ』のインタビューで「子供の頃の夢はNBAバスケットボールでプレーすることだった。それが僕の夢だった」と依然としてバスケ愛を語っていた。 そんななか、プロフットボーラーとしてのキャリア継続、バスケットボールプレーヤーへの転向かに揺れる36歳MFは、今月に入ってバレンシアのホベンス・レリアナのトレーニングに参加。 ライセンスを持っていないため公式戦への出場は認められていないが、先週末に行われたCBモルベドレ戦に数分間出場し、78-70の勝利に貢献した。 同クラブの情報筋は、キャプーがトレーニングを始めたのは1週間程度であるものの、すでにクラブは同選手に一定の資質を見ており、そのの驚異的な身体能力を考えると、良い選択肢だと見ていると同メディアの取材に答えていた。 また、今回の練習参加のきっかけはキャプーの子供が同クラブのアカデミーでプレーしており、頻繁にトレーニング場を訪れていた同選手からクラブに対して練習参加の要望があり、それをクラブが快く受け入れたことにあるという。 現時点でキャプーがプロフットボーラーのキャリアを終えて、ホベンス・レリアナに加入するか否かは微妙なところだが、プロフットボーラーとしての成功に続きもうひとつの夢を追う36歳は非常に充実した日々を過ごしているようだ。
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