「地方の時代」映像祭 RBCの番組「揺らぐ地方自治~辺野古移設が問うもの~」が選奨
地方の課題などをテーマにしたドキュメンタリー作品を表彰する「地方の時代」映像祭で、去年RBCで放送した「揺らぐ地方自治~辺野古移設が問うもの~」が放送局部門で選奨を受賞しました。 【写真を見る】「地方の時代」映像祭 RBCの番組「揺らぐ地方自治~辺野古移設が問うもの~」が選奨 今年で44回目となった「地方の時代」映像祭には、「地域・地方からわが国のあり方を問う」というテーマのもと、全国の放送局や学生、自治体などから320作品の応募があり、38作品が入賞しました。 大阪府の関西大学で9日行われた贈賞式では、去年RBCで放送した「揺らぐ地方自治~辺野古移設が問うもの~」が放送局部門で選奨に選ばれ賞状と記念品が贈呈されました。 この作品は、日本と米国2つの大国の狭間で翻弄されてきた沖縄の歴史をみつめ、米軍普天間基地の移設問題を通して日本の地方自治や民主主義を問うものです。 受賞を受けて平良優果ディレクターは「この作品を通して1人でも多くの人がこの島で起こっていることを知り、日本の民主主義のあり方を考えるきっかけになればと思います」とコメントしました。 同映像祭ではこのほか、目が見えない父親と接する自身や家族の日常を収めた「全盲の空手家~父を見て感じるもの~」で、沖縄大学4年生の古波藏好太郎さんが、市民・学生・自治体部門で優秀賞を受賞しています。
琉球放送