社民党大会「裏金政治を一掃」 次期衆院選、得票率2%目標
社民党は24日、東京都内で2日目の党大会を開き、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け「金権・腐敗の裏金政治を一掃しよう」とした2024~25年の活動計画を決定した。次期衆院選で現有1議席から4増の5議席を目標とし、比例代表で得票率2%を必ず獲得するとの選挙闘争方針も採択した。 福島瑞穂党首は閉会後の記者会見で「衆院選の候補者擁立を全力で急ぐ」と強調した。 活動計画は「岸田政権崩壊が見えてきた」とする一方で「野党が受け皿になっていない」とも指摘。次期衆院選を念頭に「野党が合意できる政策を掲げ、勝つための選挙協力体制を構築する必要がある」と主張した。