夫婦でパリ五輪に臨んだ古賀（左）と西田（右）。互いに労いの言葉を贈り合った。写真：Getty Images／金子拓弥（THE DIGEST写真部／JMPA代表撮影）

　緊張から解き放たれたような笑顔だ。 　現地８月８日、パリ五輪バレーボール男子日本代表の西田有志は、公式インスタグラムを更新。今大会限りで現役引退する女子日本代表キャプテン・古賀紗理那との貴重な夫婦仲良しショットを２枚公開し、「あなたもよく頑張りました」「またリーグまでに仕上げ直して、また皆さんの前で元気なプレーをお届けします」と発信した。 【画像】「ゴリラくんも頑張りました！！」古賀紗理那が公開した夫婦ショット 　１枚目では、ユニホーム姿の西田と赤いジャージを着用している古賀が横に並び、カメラに向かって笑顔でピースサイン。さらに２枚目は、オリンピックシンボルの前で撮影された写真となっており、ファンから「素敵なご夫婦 感動をありがとうございました」「夫婦そろって最高の活躍」などと様々な反応が寄せられている。 　なお前々日には、古賀が公式インスタグラムを更新し、こちらも西田とのツーショットとともに「ゴリラくんも頑張りました！」と茶目っ気たっぷりの労いメッセージ。「結果は望んでいたものではなかったですが、私たちがチームで駆け抜けてきた３年間はとても価値のあるもので、私の誇りです」などと、今大会を振り返っていた。 　男女とも悔しい結果に終わっているパリ五輪。男子代表は決勝トーナメント進出を果たすも、準々決勝のイタリア戦で４度マッチポイントを握りながらセットカウント2-3で敗れ、あと一歩のところで４強ならず。女子代表は、ケニア代表に勝利したが、ポーランド代表とブラジル代表に敗北を喫し、惜しくも予選敗退を喫している。 　そのなかで西田は、今大会４試合で男子チーム最多81得点を記録。古賀も３試合で女子チーム最多52得点をマークするなど、ともに得点源として日本代表をけん引した。 構成●THE DIGEST編集部