大ヒット児童小説シリーズ実写映画化! 天海祐希が3時間超えの特殊メイクで女店主・紅子を演じる 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
全世界発行部数累計850万部を超える大ヒット児童小説シリーズを実写映画化する、映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」が公開される。この度、本作の主演を天海祐希が務めることが発表され、あわせてティザー映像とティザービジュアルが公開された。 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。2013年に小説が刊行されると、子供たちのあいだで瞬く間に人気を博した。現在もシリーズは継続刊行中で、2024年4月からは新章もスタート。2020年からはNHKにてテレビアニメ化・アニメ映画化もされている。 満を持して実写映画化される本作の監督を務めるのは、『事故物件 恐い間取り』や『スマホを落としただけなのに』などの中田秀夫。『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』などで知られる吉田玲子が脚本を担当する。 幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでもかなえることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。銭天堂で店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、紅子。 福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売る、年齢不詳の怪しい女店主。そんな、物語の主人公 紅子を、天海祐希が演じる。
天海祐希・中田秀夫・廣嶋玲子(原作・作)・jyajya(原作・絵) コメント(全文)
▼天海祐希 紅子役をやらさせて頂きます、天海祐希です。 紅子役をオファー頂いた時、「私で良いのだろうか」と、少々驚きましたが‥‥ とてもワクワクしてしまいました。原作は世界で人気があり、アニメーションにもなっている作品ですので、ファンの皆様の紅子像を壊さない様、演じる事を心掛けました。 今回、撮影の度に特殊メイクや準備などに3時間近くかけ、紅子になっていったのですが、とても楽しかった!中田監督の情熱やバイタリティに引っ張って頂き、とても熱のある素敵な現場でした。中田監督といつかご一緒させて頂けたらと願っていたので、凄く嬉しかったです。 本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。ぜひ、楽しみにして頂きたいです。 ▼中田秀夫(監督) 「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です! ▼廣嶋玲子(原作・作) 2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。多くの人達が一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、ただただ感動しました。 なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします。 ▼jyajya(原作・絵) 実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています! 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、2024年12月13日(金)より公開。
otocoto編集部