ヤクルト・ドラフト1位の中村優斗「500円ぐらい」の相棒持参で入寮 趣味のウクレレは持ち込まず野球に集中
ヤクルトの新人が6日、埼玉県戸田市の選手寮に入寮した。ドラフト1位の中村優斗投手(愛工大)は長さ40センチ、直径10センチほどの塩化ビニールパイプを持参。このアイテムは筋肉のケアに欠かせない必須の”相棒”だった。 大学2年時に始めた筋膜リリースで使用するため、ホームセンターで「500円ぐらい」だった塩ビパイプを購入。毎日風呂上がりと練習前に約1時間、必須アイテムを床に置いてゴロゴロと全身をほぐしてきた。信条は「毎日同じコンディションでやる」。そんな最速160キロを誇る右腕は体に密着させるためにテープを巻いてカスタマイズした愛用品をプロでも有効活用する。 「ようやく始まったなという気持ちとワクワク感。ようやくプロの舞台への第1歩を踏み出すことができて本当にうれしい」。趣味のウクレレは持ち込まず、野球に集中する決意をにじませた。8日から新人合同トレがスタート。期待のルーキー右腕は「体をしっかりつくっていくことをメインにやっていきたい」と意気込んだ。
中日スポーツ