大村警察署外観

警視庁職員などを名乗るニセ電話詐欺で、大村市の６０代の男性が約４０００万円をだましとられました。 【写真】大村市の男性がニセ電話詐欺で約４０００万円被害

今年１０月１０日ごろ、大村市の男性の自宅の固定電話に「この固定電話は２時間後に凍結される」という音声ガイダンスが流れ、男性がガイダンスに従い番号を押したところ、警視庁の「中村海」を名乗る男や、検事の「木村」を名乗る男とつながりました。その後ＬＩＮＥで連絡を取り合う中で「中村」らは「あなた名義の口座と携帯電話がマネーロンダリングに使用されている」「あなたの口座のお金の流れを調べる必要があるので指定する金額を振り込んでください」などの嘘を言い、男性は７回にわたり現金計３０１８万円を指定された口座に振り込んでしまいました。 さらに「中村」から「あなたの口座へ入金した履歴が判明したので逮捕状と捜索差押の令状が出ている」「逮捕されないためには保釈金として１０００万円が必要」などと言われ、これを信じた男性は４回にわたり現金計１０００万円を振り込んでだまし取られました。警察は、電話はメールでお金の話をされたら、必ず家族や警察に相談するよう注意を呼び掛けています。