ゴンドラからロープで脱出 米のスキー場でリフトが停止
ウィンター・パーク、コロラド州、12月24日 (AP) ― クリスマスシーズンを前に、米西部コロラド州のスキーリゾートで12月21日、リフトの構造部分に入った亀裂が検知され、リフトが自動的に停止した。 デンバーの西約113キロのウィンター・パークで21日午後、リフトが自動的に停止したため、170人を超えるスキーヤーとスノーボーダーが立ち往生。ゴンドラに乗っていた乗客は、ロープを伝ってスロープに降りたが、全員が救助されるまで5時間近くかかった。 スキーパトロール隊が各ゴンドラのキャビンに天井の非常口から入り、乗客の装備を降ろした後、シート付きのロープを使って174人の乗客をそれぞれスロープに降ろした。この救助作業で、負傷者などは出なかった。 州の規制当局とリフトの製造元がリゾート関係者とともに亀裂の原因を調査。亀裂が入ったリフト部分は、事故の翌日に交換された。 (日本語翻訳・編集 アフロ)