JA職員が6千万円超着服 北海道、一部の現金「捨てた」
北海道・十勝地方にあるJA大樹町は21日、貯金課の20代女性職員が20人ほどの顧客の定期貯金計6691万7千円を着服していたと明らかにした。職員は「ストレスからやった。現金の一部はごみステーションに捨てた」と話している。19日付で懲戒解雇し、告訴を検討している。 40件以上の口座が被害に遭ったが、貯金はJAが保証し、顧客に影響はない。職員は2022年3月~今年2月、顧客の定期貯金口座のデータを改ざんして勝手に解約し、職場から現金を自宅に持ち帰っていた。着服した現金の一部は生活費に充てていた。2月下旬、顧客から「自分の口座が消えた」と問い合わせがあり発覚した。