1年の終わりにPCをリセットすべき3つの理由。動作サクサクで新年を迎えよう
年末年始にPCをリセットすると、新しい年に大きなメリットが期待できます。 今まで悩まされてきたマシントラブルを解決できるだけでなく、マシンをまっさらな状態に戻すことになるので、テクノロジーとメンタルの両面で良いリフレッシュになるのです。
毎日、PCには不要なものが溜まっていく
仕事でもプライベートでも、もはや生活がハイテク機器を中心にまわっているといっても過言ではないでしょう。映画を友達と見る、ゲームをプレイする、あるいは、仕事で書き物や創作活動に費やすなど、多くの場面で活躍してくれています。 ですが、PCは1年も使っていると、いろいろ不要なものが溜まっていってしまうのです。特に、新しいアプリや画像といったファイルをダウンロードすると、そうしたことが起こりがちになってしまいます。 たしかに、ストレージをチェックして1つ1つ削除していくこともできますが、アプリは余計なデータやキャッシュなどを残したり、システムファイルを変更したりするので、これらが積もりに積もって、ファイルの破壊やパフォーマンス低下など、別の問題を引き起こすことがあります。 こうしたトラブルが起こらないようにするために、PCを毎年1回リセットすることが大事です。 リセット手順のめんどうかもしれませんが、それでも、年末に必ずPCをリセットすべき理由は、筆者が考える限り3つあります。
理由1:テクノロジーとメンタル面のリフレッシュ
PCに余計なデータが貯まれば貯まるほど、対策がおっくうになり、手に負えなくなってしまいます。 すでに保存されている何千枚もの画像の中から特定の画像を探し出そうとするのは、とても大変なことです。 筆者の場合も、1年に数百本の記事を書くライターという仕事柄、「ドキュメント」フォルダは、これまで書いてきた記事でいっぱいです。 自分が書いたものをすべてとっておきたいと思うタイプではありますが、時間の経過とともに、その量は膨大になっていきます。 たしかに、こうしたユーザーデータのかなりの部分は、あとで必要になる時が来るでしょう。そんな時のために、「OneDrive」や「Google Drive」のようなサービスがあるわけです。 こうしたデータ保管サービスでは、クラウドにアップロードしたデータを、手間をかけずに同期できます。それ以外の不要になったデータをすべて消去すると、かなりの解放感があると思います。 それに加えて、PCに搭載されているストレージドライブは、すべてのデータを永久的に保存するようにつくられていません。これは数TBサイズの大きなストレージにおいても同じです。 念のために説明すると、SSDのほうがHDDよりも、ずっと高性能です。SSDには動く部品がないので、HDDほどの熱を発しません。 とはいえ、SSDにも非常に大きな問題が1つあります。容量がいっぱいに近づくと、動作が遅くなるのです。ですから、SSDにはデータを入れすぎないよう、常に気をつけることが大事です。