97歳の現役洋画家が活躍中 シルクロードに情熱/東京
東京都杉並区で活動する97歳の洋画家・入江一子さんが、静かな注目を集めている。来月に98歳となる入江さんの創作意欲は全く衰えず、大作に果敢に挑むその姿は、地域の人たちに活力を与えている。100歳を迎える2016年6月には「100歳記念展」を開催する予定だ。 入江さんは、1916年生まれの97歳。中学校の美術教師を長年務め、退職した1969年からシルクロードのスケッチ旅行を開始。40年あまりの間に30か国超を巡り、2000年11月には「シルクロード記念館」を開館した。記念館には、入江さんの40年にわたる作品が所蔵されており、100号、200号といった色彩豊かな大作も鑑賞できる。 シルクロード記念館は、毎週金、土、日曜日に開館。開館時間は午前11時から午後5時まで。入場料500円。所在地は、杉並区阿佐谷北2-8-19。