今年度、農作業中に5件の死亡事故 4件は高所作業車 事故防止へ研修会 山梨
樹木の枝を切る剪定作業が山梨県内の農家で本格化しています。 こうした中、高所作業車などによる事故を防ぐため研修会が開かれました。 【写真を見る】今年度、農作業中に5件の死亡事故 4件は高所作業車 事故防止へ研修会 山梨 この研修会は県が実施したもので、農家や県職員JAの指導員など41人が参加しました。 山梨市の果樹試験場では、県立農林大学校の講師が高い所の作業で使われる高所作業車や農薬散布に用いられるSSなどを運転しながら扱う際の注意点を説明しました。 このうち高所作業車は上昇するときに枝に挟まれないよう注意することや、なるべく平らな場所に機械を止めて作業することなどを呼びかけていました。 参加者は: 「木の前で実演しているのを見たことで、より鮮明にどういった原因があるのかどのような注意をすべきなのかが分かり、とても勉強になりました」 県内では今年度、農作業中に5件の死亡事故が発生し、全員65歳以上の高齢者でした。 このうち4件が高所作業車を使用中で機械と枝に挟まれたり機械の下敷きになったりした事故でした。 このため県などは高所作業をする際はヘルメットを着用し、周りに障害物がないか確認するよう呼びかけています。
テレビ山梨