オリンピック6大会連続出場で10月に引退 アーチェリー古川高晴さん 25年の競技生活と今後について語る
この普段通りを支えていたのは練習量です。毎日午前9時から午後5時まで、400本から450本の弓を打ち続けました。その努力を証明するのが… 【福代アナ】 「(手を触って)あ!え~!本当に硬いですね。ここが硬くなるのはどうしてなんですか?」 【古川高晴さん】 「この人差し指・中指・薬指3本で弓の弦を引いてくるんですよ。その弓を引く重さは20キロ以上あるものなので、例えるならスーパーのレジ袋に20キロの重りを入れて、指3本で持っていることを毎日400回、500回繰り返す」 一切の妥協がなかった現役生活。40歳の節目に今後はコーチとしてアーチェリーに携わることを決意しました。
古川さんが今後「射抜きたいもの」
【古川高晴さん】 「いつか僕を超えるような、金メダルを獲れるような選手を育てたいという想いがあります」 古川選手が今後射抜きたいものって何かあったりしますか? 【古川高晴さん】 「指導するうえで凄く重要だなと思うのは、選手の信頼を得ることなので、選手のハートを射抜くいて信頼してもらえるようなコーチになりたいなと思います」