一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(3)アーセナルは涙目? ライバルクラブで大出世のFW
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
FW:ハリー・ケイン(イングランド代表) 生年月日:1993年7月28日(30歳) 所属歴:ユース/アーセナル(2001~02年)、リッジウェイ・ローバーズ(2002~04)、ワトフォード(2004年)、トッテナムU-18(2004~10年) プロキャリア/トッテナム(2011~23年)、バイエルン(2023年~) 期限付き移籍/レイトン・オリエント(2011年)、ミルウォール(2012年)、ノリッジ・シティ(2012~13年)、レスター(2013年) ロシアワールドカップの得点王であるハリー・ケインは期限付き移籍期間を除くと11歳からトッテナムに所属。同クラブの下部組織に加入するまで、アーセナル、リッジウェイ・ローバーズ、ワトフォードのジュニアチームにそれぞれ所属していたという意外な経歴を持っている。 2014年1月にレスターへの期限付き移籍からトッテナムへ復帰を果たすと、プレミアリーグ屈指のFWにまで成長。トッテナムでタイトル獲得とはならなかったが、個人では3度の得点王に輝いた。今季からはブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンでプレーし、ここまで26試合でキャリアハイの31得点を記録。同リーグ史上初めてデビューシーズンに31ゴールを決めた選手となった。初のドイツで歴史の1ページを刻んでいる。
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