【KNOCK OUT】“虎の穴”試合場、トレーニング場、合宿場を兼ね備えた大型施設を福島に開設「選手が練習に専念できる」
2024年10月3日(木)都内にて『THE KNOCK OUT FIGHTER』の記者会見が行われた。 【写真】八角形のリングが設置される試合場 『THE KNOCK OUT FIGHTER』は東京MXおよびU-NEXTやTverで配信中のKNOCK OUTの選手育成番組。 同番組で行われる鈴木千裕&渡慶次幸平のチームKNOCK OUTと大沢ケンジ率いる最強MMA軍団の対抗戦が、11月2日(土)に行われることとなった。 その会場となるのがKNOCK OUTが福島県内に開設した「KNOCK OUT TRANING CAMP」。これは最大200人が宿泊できる合宿所、トレーニング場、配信専門の大会が出来る会場を兼ね備えた大型施設。 会見で山口元気KNOCK OUT代表は「コーチ常駐、食堂も完備。日本の格闘技団体ではなかなかない建物そのものをトレーニングキャンプ施設にしました。これはずっと僕がやりたかったことで。『THE KNOCK OUT FIGHTER』の番組に連動する形にもできるし、山の中にあるのでファイターが集中して雑念を取り払って練習に専念できる。これからどんどん強いファイターを育てていきたい」と説明した。 「福島にちょうどいい使われていない設備がありました。都内でこの規模の設備を用意するのは大変なので。番組で合宿所を作りたいというのが頭にあって。東京にいると飲みの席ですとか付き合いがあって選手が練習に集中できない。試合までの1カ月を山の中で過ごせるジムが欲しい。タイもそうですが、バンコクにあるジムは選手が弱くなるから田舎に引っ越すジムが多いんです。選手が練習に集中できる設備を作りたいと考えていました。一番近くのコンビニまで車で30-40分かかるので。選手を強くするための設備です」と、トレーニング場としては選手が練習に専念できる施設だとする。 「セネガル相撲のヘビー級ファイター3人からクロスポイント吉祥寺に練習に来たいとの話があり、120kgの黒人が来ると吉祥寺の人たちがビックリしてしまうので、この施設で合宿してもらおうと思っています。その話も進めています」と、海外からの選手も受け入れる予定。 試合会場としては「『THE KNOCK OUT FIGHTER』以外でも使います。お客さんを入れない形(配信のみ)で地方のいい選手がチケットを売らなくてもいい、宿泊施設もついているので、地方で埋もれている選手を育成していくことが出来るかなと。こちらとしても経費を気にせず出来るので」と、地方在住の選手たちを育成する場として使用していきたいと話した。 試合は11月2日のこけら落とし大会(『THE KNOCK OUT FIGHTER』の対抗戦6~7試合、キックボクシングルール2~3試合を予定)を含め、当面は無料配信していく。
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