「もはや主役級じゃん…」原作以上に大活躍!『スパロボ』で大化けした「意外すぎるメカ」
■物理法則なんて無視!? 宇宙も駆け回る戦闘バイク
戦場を縦横無尽に駆け巡るバイクが、『GEAR戦士電童』の「ワルキューレ」。『スーパーロボット大戦R』(2002年発売)で初登場したワルキューレは、『スーパーロボット大戦MX』(2004年)にも登場。そのときの活動範囲は地球上だけにとどまらず、宇宙空間もなんのそのだった(ただし、強化パーツによる補強は必要)。 ワルキューレはベガ副司令が乗る戦闘バイクで、人間が乗るバイクとサイズは同等。つまり、生身でモビルスーツや機械獣を倒す『機動武闘伝Gガンダム』の東方不敗と同類といえる。 当然ながら機体のサイズはもっとも小さい「SS」なので、回避率はかなり高い。しかも、おもしろいことにワルキューレには修理装置や補給装置がない。従来の『スパロボ』のパターンなら、このようなクセのある機体は大体サポートに特化しているのだ。 しかし、ワルキューレは完全なる戦闘用ユニット。しっかり強化すると、ゲーム終盤まで単身で無双できるほどだ。 前述したとおり、強化パーツで宇宙適正を加えると、当たり前のように宇宙でも出撃可能。車輪の付いたバイク&生身の体で宇宙空間に出撃する様子は必見だ。 今回紹介したパイロット&機体以外にも、『スパロボ』では意外な機体の活躍が見られる。そういった機体を見つけて自分なりにカスタマイズするのも、シリーズの醍醐味だろう。 とくに、最近の『スパロボ』はパイロットステータスの強化もできるため、どの機体も活躍させやすい。主人公だらけの王道部隊もいいが、愛情たっぷりの“キワモノ部隊”でクリアを目指してみるのもおすすめだ。
津田まさき