宇野昌磨、イベントに“スペシャルゲスト”登場 次々と素顔明かされる 後輩からは「引退しても忘れないで」
フィギュアスケート男子で2018年平昌、2022年北京両五輪メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が11日、名古屋市内で磁気健康用品「コラントッテ」主催のトークイベントに登場。9日に現役引退発表後、初の公の場となった。 イベントには“スペシャルゲスト”として、これまで切磋琢磨(せっさたくま)してきたスケーター仲間が続々登場。友野一希(上野芝ク)、山本草太、中田璃士(TOKIOインカラミ)、島田高志郎(木下グループ)が一緒にトークを繰り広げた。 「宇野昌磨、トッテも素敵」のテーマで、友野は「大事な試合で、『直前でけがする?』っていう時もあるが、やると言ったら想像する5倍は超えてくる」と話し、山本は「僕のスケート靴の紐が切れたときに、替えをくれたり、練習に誘っていただいたり。すごくさりげなく言葉をかけてくれる。さりげない優しさが伝わる」など、近くで見て来たからこそ知る、宇野の一面を明かした。本人は「あんまりない、褒められるって…」と照れ笑いだった。 また、宇野に憧れてきた15歳の中田は「引退をしても忘れないで。小さい頃からずっと憧れだったので、ショーなどで一緒になれたことがうれしい」と話した。 一方、島田からは「ゲームでラスト1回と言ってから何回も延長しないで」と、まさかのお願い。宇野は「ラストって言ってからが本番。コーチたちもラスト1本って言って、それで終わらない。ラストと言ったら、ここからまた違う心構えで」と会場を笑わせた。
報知新聞社