写真：Car Watch

　国土交通省、千葉県、東日本高速道路は12月4日、東京湾アクアラインにおいて土日・祝日に実施しているETC時間帯別料金の社会実験について、2025年4月から内容を変更すると発表した。土日・祝日の上り線（木更津→川崎方面）においては、ETC普通車で最大1600円とするより料金差をつけた新たな料金体系とし、さらに、下り線（川崎→木更津方面）においても、新たに社会実験が開始される。 【画像】ETC普通車の料金パターンの変更内容 　2025年4月からの料金例としては、土日・祝日の上り線（木更津→川崎方面）の料金は、ETC普通車の場合、13時～19時の時間帯を1600円とし、一方で引下げ時間帯として0時～4時、20時～24時の時間帯を400円に変更、そのほかの時間帯は800円とした。また、従来の上り線に加えて、新たに下り線（川崎→木更津方面）でも、5時～7時の時間帯で1000円とし、0時～4時の時間帯で400円とするなどの社会実験が開始される。 　東京湾アクアラインでは、土日・祝日の特定の時間帯に交通が集中することによって激しい混雑が発生していたことから、2023年7月22日より、特定の時間帯の割引料金を変動させるETC時間帯別料金の社会実験を実施している。今回、2024年12月3日に開催された「第4回東京湾アクアライン交通円滑化対策検討会」での議論を踏まえて、2026年3月31日まで社会実験を継続のうえ、2025年4月からは社会実験の内容を変更して行なうこととしている。