「ジェット風船」4季ぶり球場に 広島で配布、専用手動ポンプも
4シーズンぶりに「ジェット風船」が野球場に帰ってきた。プロ野球広島が28日、DeNA11回戦が行われた広島市のマツダスタジアムで、来場者に特製風船と専用の空気入れポンプを配布。七回の広島の攻撃前、大きな歓声とともに赤い風船が夜空に舞い上がった。 新型コロナウイルス禍では、口で膨らませた風船を飛ばす行為は衛生面の問題で禁じられた。今回配布されたのは口元に特別なふたを付けて口では膨らませない仕様で、専用の手動ポンプが必要となっている。 広島の新井貴浩監督は「万単位の人が同時に同じことをする。それだけで盛り上がる」とコロナ前の日常の復活を歓迎した。