2シーズン前の決勝カードはスコアレスドロー!マンチェスター・Cとインテルが勝ち点1を分け合う
現地時間18日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズは第1節が行われ、マンチェスター・シティはホームのエティハド・スタジアムにインテルを迎えた。 2シーズン前の決勝カードが早くも実現。ロドリが復帰したシティは、ウォーカー、フォーデン、コヴァチッチがベンチからのスタートとなり、好調のハーランドをデ・ブライネとベルナルド・シルバがサポートする。一方のインテルはエースのラウタロ・マルティネスがベンチスタートとなり、テュラムとラレミが2トップを組んだ。 立ち上がりからボールを保持して試合を組み立てるシティに対し、インテルは低く構えた陣形から、鋭いカウンターを仕掛ける。 19分、サビオが右サイドから入れた左足クロスを、ゴール前のハーランドが頭で合わせるが、これはGKゾマーの正面。35分には高い位置でボールを奪い返し、ハーランドの左足シュートがゴール右へとわずかに外れた。 インテルも45分、カウンターからタレミを追い越したカルロス・アウグストがエリア内左からシュートを放つも、GKエデルソンがブロックしCKへと逃れた。 週末のリーグ戦でシティはアーセナルと、インテルはミランとのミラノダービーが控えている中でのCL初戦。拮抗した展開のまま0-0で迎えた後半、シティはデ・ブライネとサビオに代えてギュンドアンとフォーデンを投入する。 48分、入ったばかりのフォーデンがペナルティーエリア手前から左足を振り抜くも、これは枠を捉えることができない。 インテルは53分、カウンターからタレミのパスをエリア内右に走り込んで受けたダルミアンが、GKエデルソンと対峙した状況でシュートではなくヒールでのラストパスを選択。しかし、これは後ろにいたテュラムと意図が合わず、ビッグチャンスを逸してしまう。 65分、インテルはテュラムとジエリンスキに代えてラウタロとムヒタリアンを投入し攻撃に変化を加える。 シティのチャンスは69分、グヴァルディオルからのクサビのパスをエリア内で受けたギュンドアンが落とし、グリーリッシュからのリターンをギュンドアンが流してフォーデンがシュート。非常に狭いエリアを崩して決定機を迎えたが、このシュートはGKゾマーがしっかりと抑えた。 74分にビセックとダルミアンを下げてパヴァールとダンフリースを投入したインテルは直後、カウンターから右サイドを抜けたダンフリースの折り返しを、ゴール前のムヒタリアンがボレーで捉えるもゴール上へと外してしまう。 シティは80分、B・シルバに代えてドクを投入。インテルも82分にチャルハノールに代えてフラッテージを投入し、互いに勝負に出る。 シティが攻勢を強める中、89分にはグヴァルディオルの左クロスを、ゴール前のギュンドアンがアチェルビのマークを外しフリーでヘディング。しかし、これはGKゾマーの正面に飛んでしまう。 終了間際にもドクの右クロスにギュンドアンがダイビングヘッドで合わせるビッグチャンスがあったものの、これも枠を捉えきれず。最後まで互いのゴールネットが揺れることはなく、スコアレスドローで勝ち点1を分け合う結果に終わった。 ■試合結果 マンチェスター・C 0-0 インテル