東国原英夫氏 小池百合子都知事の「事実上の後継指名」 都外郭団体アドバイザー就任の人物に期待
元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(67)が22日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、東京都が都全体のDX(デジタル変革)を進める外郭団体のアドバイザーに、7月の都知事選で5位だったAIエンジニアの安野貴博氏(33)が就任したことについてコメントした。 【写真】都知事選で5位だったAIエンジニアの安野貴博氏 小池百合子知事はこの日の定例会見で、安野氏が一般財団法人GovTech東京のアドバイザーに就任したことを発表した。2050年に向けた都の長期戦略の一環で、都民からの意見を集約するためにAI技術を活用する。小池知事はこの日の定例会見で「その第一人者の安野貴博さんに、GovTech東京のアドバイザーに就任していただきました」と説明した。 都知事選では、現職の小池知事が再選。一方の安野氏は、選挙前こそ無名だったが、AIを駆使した選挙戦で15万票を獲得して5位に入り、注目された。 この起用について、東国原氏は「小池都知事の事実上の後継指名じゃないかなと思っています。そういう感じはしますね。こういう人が次の都を担うメッセージじゃないかな」と、意味合いを推測した。 一方で、同選挙で次点だった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は、来年の都議選に向け、新党を結成することを表明している。東国原氏は「そうなると、石丸さんと安野さんが戦うことになる。これも地方選挙、地方自治としてはおもしろい。どんな化学反応(が起きる)か」と期待を寄せた。