井上尚弥にWBAが防衛戦を指令、パワフルな元2団体王者アフマダリエフと対戦なるか=海外報道
14日(日本時間)WBA(世界ボクシング協会)が、現スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥に9月25日までの指名防衛戦を行うよう指令を出したと海外メディアESPN記者サルバドール・ロドリゲス氏が報じた。 入札は7月14日までに行わなければならず、次の相手はWBA1位で元WBA&IBF王者のムロジョン・アフマダリエフ(29=ウズベキスタン)の可能性が高くなる。 【フォト&動画】アフマダリエフの見えないアッパーが炸裂!バキバキすぎる肉体も 井上は5月、WBC同級1位ルイス・ネリにKO勝利。直後、来場していた現IBF&WBO1位サム・グッドマンがリングに上がり挨拶。井上は「9月頃にグッドマンと防衛戦を出来るよう交渉する」と宣言していた。 しかしその後グッドマンは自国興行の都合で、対戦自体は合意しつつも試合を12月へ延ばすことを希望。 このため9月興行では、井上はWBO2位のTJ・ドヘニーとの対戦が濃厚とされていた。 しかし今回のWBA指令で対戦相手には影響が出そうだ。 指令防衛戦は行えなければ通常ベルトを返上・剥奪されるが、従うなら9月興行では1位のアフマダリエフとの防衛戦となる。 ファンの間では、ドヘニー戦よりも元2団体王者のアフマダリエフと見たいという声もあった。 アフマダリエフはSバンタム級でフルトンと並ぶ2強として、井上との対戦が望まれていたが、昨年4月マーロン・タパレスに敗北し陥落していた。