大谷翔平の17冠はお預け 「50―50」流行語トップテン入りも大賞は逃す
ドジャース・大谷翔平投手(30)が今季史上初めて達成したシーズン50本塁打&50盗塁の「50―50」が流行語トップテン入りを果たした。21年の「リアル二刀流/ショータイム」以来となる2度目の大賞を逃し、野球関連の4連覇はならなかったが、昨年9月の右肘手術の影響で打者に専念した24年は54本塁打、130打点でリーグ2冠。日本人最多記録となる59盗塁と前人未到の偉業を成し遂げ、2年連続3度目、DH専任では史上初のMVPをまたしても満票で獲得した。 今季終了後に左肩手術を受けた大谷は二刀流復活を目指す来季に向け、トレーニングなどのため表彰式を欠席。それでも、真美子夫人、愛犬・デコピンという新たな家族もでき、投手としてはリハビリ中でありながら、日本、世界中を驚かせた一年。世間には“大賞級”の影響力を与えた。 MVPなどオフも“賞タイム”は止まらず、ここまでシーズン中の月間MVPなども含めて16冠。背番号に並ぶ「17」個目のタイトルはお預けとなったが、新たな「流行語」をこれからも生み続けていく。
報知新聞社