ドジャース、大敗喫し本拠地決着へ 先発フラーティが3回8失点KO 大谷翔平はマルチ安打含む3出塁
○ メッツ 12-6 ドジャース ● <現地時間10月18日 シティ・フィールド> 西地区王者ロサンゼルス・ドジャースがワイルドカード3番手メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に敗戦。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、マルチ安打含む3出塁を記録した。 メッツ先発は今季10勝を挙げた左腕ピーターソン。初回の第1打席はフルカウントから外角低めのスライダーにバットを合わせ、右前安打で先頭出塁。続くムーキー・ベッツの二塁打で無死二、三塁と好機を迎えたが、後続倒れて先制ならず。直後の1回裏に先発右腕ジャック・フラーティが4番アロンソに3ラン本塁打を浴び、3点先制を許した。 続く2回表、二死一、三塁の好機で第2打席を迎えると、左腕ピーターソンの初球が暴投となって三塁走者が生還。大谷はフルカウントから四球を選んで二死一、二塁とチャンスを広げたが、2番ベッツが一邪飛に倒れて1点止まりに終わった。 6点ビハインドで迎えた4回表の第3打席は、内角高めボールゾーンへの初球スライダーを強引にレフト前へ運んで3打席連続出塁。その後、連続四球で二死満塁としたが、元西武の2番手右腕ギャレットの前に4番フレディ・フリーマンが見逃し三振を喫した。 5点を追う5回表の第4打席は3番手右腕スタニクに対し、カウント2-2から外角高めへのフォーシームで空振り三振。8回表の第5打席は前倒し起用の守護神ディアスと対戦。カウント1-2から外角高めボールゾーンへの球速99.2マイル(約159.7キロ)フォーシームに手を出し、2打席連続の空振り三振に倒れた。 ドジャースは中4日起用の先発フラーティが3回8失点と炎上。アンディ・パヘスが2打席連発の計4打点、ベッツが2戦連発の今季ポストシーズン4号ソロを記録するも反撃及ばず。シリーズ成績3勝2敗となり、日本時間21日から本拠地ドジャー・スタジアムに戻って第6戦を戦う。 この試合の大谷は4打数2安打、1四球、2三振という内容で優勝決定シリーズ全5試合で複数出塁をマーク。今季ポストシーズン成績は打率.263、3本塁打、OPS.917となっている。
BASEBALL KING