お笑いコンビ「流れ星☆」と高校生300人が政治参加について議論 飛騨市で「笑える政治教育ショー」
社会問題と若者をつなげる事業を手がける笑下村塾(東京都)の出張授業「笑える政治教育ショー」が30日、岐阜県飛騨市古川町上気多の吉城高校で行われ、全校生徒300人がお笑い芸人と一緒に政治参加について考えた。 地元飛騨地域出身のお笑いコンビ「流れ星☆」のたきうえさんとちゅうえいさんのほかお笑い芸人のどんぐりたけしさんが司会や聞き手として授業を進めた。 民主主義の定義や、人口の分布、20代の低投票率を背景にしたお年寄りを政治的に優遇する「シルバー民主主義」をちゅうえいさんらが持ちネタを交えながら紹介。「参政権は50代以下のみ」とテーマを設定、生徒たちも登壇し各年代層に扮(ふん)しながら議論した。 笑下村塾は、お笑い芸人、お笑いジャーナリストのたかまつななさんが設立。主に主権者教育のプログラム作成を手がける。経済産業省の補助事業に採択され、吉城高校が応募した。
岐阜新聞社