「日本は有力なメダル候補になれたはず」米有力誌が開幕前の苦戦を指摘！「OA、久保建英を確保できず」【パリ五輪】
「フランスの金メダルの可能性を後押しする」
現地時間７月17日、U-23日本代表はパリ五輪に向けた強化試合で、ティエリ・アンリ監督が率いるフランスと対戦。25分にキャプテンの藤田譲瑠チマが先制点を挙げるも、47分にマイケル・オリースに同点弾を許し、１－１で引き分けた。 【PHOTO】OA、久保建英は選出せず…パリ五輪に臨む日本代表メンバーは？ この試合後、アメリカの有力誌『Forbes』が「ティエリ・アンリがフランス代表で金メダルを目ざす」と題した記事を掲載。「レアル・マドリーのエース、キリアン・エムバペを含む多くの選出案をクラブから拒否された」と、開催国のオーバーエイジ事情を伝えるなか、日本にも触れている。 「フランスは、今週のウォームアップ最終戦で日本と１－１で引き分けた。日本は有力なメダル候補の一角に食い込めたはずだが、オーバーエイジの選手や、レアル・ソシエダの久保建英のような若手スターをオリンピック代表として確保できずにいる」 同誌はまた、他の大国の立ち位置を説明。ブラジルとイングランドの不在は「フランスの金メダルの可能性を後押しする」と見ている。 「前回王者のブラジルは予選で敗退し、欧州予選のトップチームであるイングランドは、イギリスとしてオリンピックに出場するため、男子サッカーにチームをエントリーしていない。ハビエル・マスチェラーノが監督を務めるアルゼンチンは、コパ・アメリカがマンチェスター・シティのフリアン・アルバレスから多くのものを奪っていないよう願うだろう。 東京五輪の準優勝国スペインからは、今夏のEURO制覇に貢献した選手も参戦。前回大会ほど強力ではないものの、A代表のキャップを持っている選手たちが含まれている。サンティ・デニア監督は、アンリやマスチェラーノのようなビッグネームではないかもしれないが、東京2020では現A代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督もそうだった」 招集にかなり苦戦を強いられた日本だが、難敵を蹴散らし、メダルを掴み取れるか。自国で４位に終わった３年前のリベンジを期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
