【速報】殺人事件の捜査本部設置 滋賀・大津市で新庄博志さん(60)が死亡、上半身には鋭利な刃物で複数の傷 死因は出血性ショックと判明
5月26日に、滋賀県大津市の住宅で60歳の男性が死亡しているのが見つかった事件で、滋賀県警は遺体の状況などから殺人事件と断定して、約110人態勢で捜査本部を設置しました。 警察によりますと、26日午後4時ごろ、大津市仰木の里東の住宅で、この家に住む新庄博志さん(60)がリビングで倒れて、死亡しているのが見つかりました。 捜査関係者によりますと、遺体の上半身には複数の傷があったということです。また、玄関の鍵はかかっておらず、室内が荒らされた形跡は確認されていないということです。
死亡推定は24日夜か
警察のその後の調べで、死亡推定時刻は24日の夜ごろで、死因は出血性ショックだということがわかりました。 また、新庄さんは妻と二人暮らしと発表されていましたが、その後の調べで、一人暮らしだったことが判明したということです。
死亡3日前に会ったばかりの知人「いつもと変わりなく普通な感じでした」
新庄さんの家の近くに住む人は、「(車を)ずっと置いてるからどうしたんやろうと思って。涙がでてまうくらい(いい人)」と話していました。 さらに、知人の男性は遺体発見の5日前(死亡推定の3日前)、21日に新庄さんに会ったばかりだったといいます。 「(21日に会ったときは)全然いつもと変わりなく普通な感じでした。恨まれるようなことをされているようには思えなかったです。後輩思いのとても思いやりのある、みんなのことを考えて行動される方でした」 新庄さんの上半身には複数の傷があり、床には多量の血が広がっていたということです。 滋賀県警は遺体の状況などから殺人事件と断定し、27日に約110人態勢の捜査本部を立ち上げました。