ジョニー・デップ、映画『シザーハンズ』の主役の座はトム・ハンクス、トム・クルーズ、マイケル・ジャクソンに勝って射止めたと明かす(海外)
ジョニー・デップは、映画『シザーハンズ』の主役をトム・ハンクス、トム・クルーズ、マイケル・ジャクソンを抑えて自分が射止めたと明かした。 【全画像をみる】ジョニー・デップ、映画『シザーハンズ』の主役の座はトム・ハンクス、トム・クルーズ、マイケル・ジャクソンに勝って射止めたと明かす これは、トライベッカ映画祭でワールドプレミア上映された、タイトル未定のティム・バートン監督のドキュメンタリー映画の中で明かされたものだ。 これをきっかけに、デップとバートン監督は何十年にもわたって数々の代表作でタッグを組むことになった。 ティム・バートン監督の『シザーハンズ』で、ジョニー・デップは厳しい競争を勝ち抜き、その主役の座を射止めた。 トライベッカ映画祭でワールドプレミア上映された、バートン監督に関するタイトル未定のドキュメンタリー作品の中で、デップはトム・ハンクスやマイケル・ジャクソンといった錚々たるスターたちが1990年に大ヒットした『シザーハンズ』 ── ハサミの手のまま取り残された人造人間エドワードの物語 ── の主役候補としてバートン監督に接触していたと語った。 ピープル誌によると、トム・クルーズまでもが「エドワードを演じる寸前までいっていた… これは本当の話だ」とデップは語っているという。 『ピーウィーの大冒険』や『ビートルジュース』をヒットさせたバートン監督がエドワード役を探していた頃、デップはテレビドラマ『21ジャンプストリート』で知られるアイドルだった。デップは当時、この役を自分が射止める可能性は低いと思っていた。 「ハリウッド中がこの役を狙っているなら、自分がキャスティングされることはないだろう」と思っていたと、デップはドキュメンタリーの中で当時を振り返った。 「ティムはエージェントやスタジオ、皆から急き立てられて多忙を極めていた」 「それで、ぼくは脚本を読んでからエージェントに電話をして、『ミーティングはキャンセルしてください。自分は行かない』と伝えたんだ。彼女は『頭でもおかしくなったの?』と言っていた」 デップは「ようやく降参」して、バートン監督に会うことに同意したという。あとは誰もが知る通りだ。2人はその後、『エド・ウッド』(1994年)や『スリーピー・ホロウ』(1999年)、『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)、『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)といった作品で何十年にもわたってタッグを組んでいる。
Jason Guerrasio