「半日陰」と「明るい日陰」の違いは? 植物を育てる前に日照条件を確認しよう
レイズドベッドのすすめ 植物の生育がよくなる上げ床花壇
水はけのよしあしは植物の生育を左右するとても重要な要素です。あなたの花壇が、日当たりがよく、土も適度な水分を保持するよい土である場合は特に問題ありませんが、やや水はけが悪い、あるいは日陰になるなどの場合はレイズドベッド(上げ床花壇)にしてみませんか。 花壇に土を入れて高くするレイズドベッドは、水はけがよくなり、植物の生育がぐっとよくなります。高さは10cm程度でも効果がありますが、花壇のまわりをレンガや枕木などで縁取り、20~30cm程度上げるとよいでしょう。 土の入手が難しい場合、市販の赤玉土などでもよいのですが多量になると費用もかさみます。なるべく安価で入手可能な方法を考えましょう。おすすめは近くの建材店などに分けてもらうこと。この場合、赤土とし、軽く握ってみて、手のひらに軟らかくくずれる程度の水はけのよい土がよく、パラパラとすぐにくずれる砂状の土、まったくくずれない粘土質の土は花壇の土としてはおすすめできません。 *本記事は『NHK趣味の園芸 12か月栽培ナビDo 小さな庭をつくる』(NHK出版)を抜粋・再編集したものです。