日本の小学校教育に世界が注目!「靴は揃える」「教室は自分で掃除する」…学校生活を通して学ぶ「社会の仕組み」
世界で高い評価を受けている映画『小学校~それは小さな社会~』の山崎エマ監督と、日本の小学校教育について考えました。 【写真】この記事の解説画像をみる 女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。 今回は、アメリカアカデミー賞「短編ドキュメンタリー部門」の最終候補に選出された映画『小学校~それは小さな社会~』の山崎エマ監督がスタジオに生出演。 「世界でイマ話題!日本の小学校教育」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、虻川美穂子さん、國學院大學教授の杉田洋先生と話し合いました。
「靴を揃える」「掃除をする」など…生活を通した日本の教育に世界が注目!
イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、大阪の小学校からインターナショナルスクールに進み、アメリカの大学で学んだ山崎監督。自分の基礎であり、強さとなっている部分が6年間の日本の小学校生活で育まれたことに気付き、今回のドキュメンタリー作品を作ることを決めたといいます。 映画を観た虻川さんは、「小学生が全力で物事に取り組む姿は涙なしには観られなかったし、靴を揃えるなど自分にとって当たり前のことを小学校で学んだことに改めて気付いた」と語り、竹山さんも「小学校をどう変えていくか議論する中で、何か足りないと思っていたのだが、(映画を観て)大事なことに気付いた」と感心した様子。 世田谷区の公立小学校に密着した山崎監督が今回の映画で改めて着目したのは、日本の小学校の「学校生活を通した教育」だったそうです。 映画で描かれるのは、「靴を揃える」「自分の使った教室は自分で掃除する」「きちんと挙手や返事をする」など、日本の小学校教育を受けた人にとっては「当たり前」の日常。 しかし小学校で身につけた「何事もきちんとする」という習慣こそが、社会に出る準備ともなり、災害に備える心構えにもつながっていると山崎監督は感じたのだそうです。