ドジャースへの移籍の噂が報じられているロッキーズのロジャース。(C)Getty Images

　現地7月30日に迎えるトレード期限を前に、米メディアは盛んに移籍報道を展開している。そんななか、『MLB.com』のマーク・フェインサンド記者は、コロラド・ロッキーズのブレンダン・ロジャース内野手をトレード候補とした。 【動画】“俊足”デラクルーズを本塁で刺した、二塁手ロジャースの好返球をチェック！ 　フェインサンド記者は、「ハムストリングの負傷で6月の半分を欠場したが、出場した試合では好調だ。6月の14試合で打率.333、出塁率.365、長打率.625、3本塁打、打点10を記録。チームはあと1年の調停資格を持つロジャースの移籍を検討するかもしれない」として、適合する移籍先候補にロサンゼルス・ドジャースとボストン・レッドソックスを挙げた。 　これを受けてドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』は、「トレード期限までに内野手を獲得する可能性がある」として、フェインサンド記者の記事を引用。「ムーキー・ベッツが負傷中のため、とくに内野陣の強化を検討するかもしれない。その候補がロジャースだ」と伝えた。 「27歳のロジャースは経験が豊富な内野手で、ベッツの大きな負担を軽減できるだろう。もし獲得できれば、素晴らしい補強になるはずだ」 　ベッツが復帰した場合、今シーズンから取り組んでいる遊撃手での起用に加えて、かつてのポジションの二塁手に戻る可能性が報じられている。ロジャースは二塁手だが、遊撃手でプレーした経験があるため、守備配置に柔軟性をもたらす補強になりそうだ。 構成●THE DIGEST編集部