【欧州市況】英独債が下落、ＥＣＢ利下げ見通し後退－株は小幅高
（ブルームバーグ）： ７日の欧州債市場ではドイツ債、英国債が下落。短期金融市場は引き続き先週の米雇用統計を消化、追加利下げ見通しを後退させた。
トレーダーが織り込む年末までの欧州中央銀行（ＥＣＢ）の利下げは50ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）、来年については一時５ｂｐ引き下げた。
英10年債利回りは３日以降18ｂｐ上昇。過去２営業日の伸びは２月以来の大幅だった。トレーダーによるイングランド銀行（英中央銀行）の来年の利下げ見通しは一時６ｂｐ低下した。
欧州株は小幅高。一時の下げを埋めた。企業買収関連ニュースが投資家のセンチメントを押し上げたほか、ＥＣＢ当局者が追加利下げに傾斜している兆しが好感された。
ストックス欧州600指数は0.2％高。この日は銀行、一般消費財関連銘柄が買いを集めた。不動産、保険株は下落した。
10月7日の欧州マーケット概観（表はロンドン午後６時現在）
原題：Bunds Drop as Traders Pare ECB Rate-Cut Bets: End-of-Day Curves
European Stocks Lifted by Dealmaking Newsflow, ECB Rate Hints
（抜粋）
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Allegra Catelli
