「遊ぶだけで賢くなれる!」話題の歴史カードゲームに子どもたちが夢中になるワケ
「歴史をもっと知りたくなった!」と答えた小学生85%!
現役大学生4人がイチから作ったことで話題の歴史カードゲーム「ハイストリー」。今回はそのゲームの遊び方や魅力についてご紹介したいと思います。 【マンガで読む】「賢い子になれる!」と話題の歴史カードゲーム誕生秘話 我が家では長男(小5)に渡したところ、すぐに夢中になりよく夫と遊ぶようになりました(夫は歴史好き)。 買っただけで全然読まなかった三国志(マンガ全60巻…!)もカードゲームをきっかけに手に取るようになったりと、興味を広げるきっかけになってると感じます。では早速ご紹介していきますね。
トレンド感満載、子ども達の興味を引くカードデザイン
カードゲームはデッキと呼ばれる32枚のカードが1セット。対戦するにはこのセットが2つ必要になります。 1デッキずつ選ぶのが面倒…という方は「スタートデッキセット」を選べばこれだけで対戦して遊ぶことができます。 歴史上の人物は魅力的で今どきな小学生に受けがよさそうなイラストで表現されています。 この一枚一枚が画像生成AIによって描かれています。イラストを作成するにあたり、AIに指示を出すためのプロンプトをイチから学んだのだそう。
遊び方は?何歳から遊べるの?
推奨年齢は10歳~となっています。カードに書かれている意味を理解する上で10歳頃は妥当かなと。 ただ、ルールの理解という点では大人が説明しながらであれば低学年からでも楽しめそうです。 ハイストは1対1の対戦型ゲームです。歴史人物の組み合わせを工夫しながらバトルしていきます。 勝敗は相手の山札をカードでアタックしゼロにしたら勝ちです。 手札5枚でスタートします。 カードの読み方はこんな感じ↓ (1)ランク:0~4の5種類ある (2)コラム:その人物のセリフや豆知識 (3)名前:その人物の名前、呼び名 (4)属性:その人物の職業や活躍した時代 (5)効果:その人物の史実に基づく特殊能力 (6)パワー:攻撃やブロックの時の強さ。剣のマークは攻撃、盾のマークは防御を表す
ゲームを有利に進めようとすると自然と歴史の繋がりがわかっていく
例えばですが、下記のカードの2枚の関係について。明智光秀のカードは織田信長のカードと組み合わせて使うと強い効果を発動できます。織田信長を墓地(カードの捨て山)に送ることで、相手の手札も全て墓地へ送ることができるのです。 遊んでいるときは「明智光秀で織田信長を墓地に送れば相手にダメージを与えられる強い手札」とだけ思うかもしれませんが、のちにそれが本能寺の変と結びついていきます。 さらに織田信長のカードを使って三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)が揃えば自分にとって有利になります。この歴史カードで遊ぶだけで、自然と歴史上の有名な出来事や偉人との関連がわかるようになっています。