上田まりえ、上原浩治を番組ゲストに迎え…“今でも後悔しているシーン”とは「すごく反省しました」
■現役時代とのギャップに驚いた人物 初回ゲストの上原氏だけでなく、他の出演者とも縁がある。MCでタッグを組む、岡田圭右(ますだおかだ)・ビビる大木とは、日本テレビアナウンサー時代に情報バラエティ番組『PON!』(日本テレビ)で共演していた。 「まさか、『PON!』から時間が経って、野球番組でもご一緒できるとは思っていませんでした。同窓会的な感覚もあって、楽しい現場です。ゲストも、過去に番組共演したことのある方や、『雑談魂』に来てくださったことのある方にお会いできるので、次はどなたがゲストにいらっしゃるのだろう? と、スタッフさんからの連絡を楽しみに待ってます」
『ダグアウト!!!』の魅力として、上田は「ゲストの組み合わせで、全く違う話が聞ける化学反応」を挙げ、「テレビなのにこんなことまで話していいのかなというような、今まで聞いたことがない話が聞ける」と太鼓判を押す。中でも、現役時代とのギャップに特に驚いたのは、『雑談魂』でも共演した清水隆行氏だという。 「上原さんの奥様が、『清水さん、本当に面白くて大好きなんだよね!』とおっしゃっていて。でも、清水さんといえば、“寡黙な職人”というイメージだったので、『面白い』という言葉がイコールにならないじゃないですか。(共演してみて)あんなに面白い方だとは! ワードセンスが最高なので、スタッフさんもテロップを入れやすいだろうなって(笑)。現役時代同様、バラエティでも対応力の高さが素晴らしくて。さすが職人です!」
MCのスタイルを模索中「バランスよくできるようになりたい」
■ライバルは「自分」
番組では、自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ企画「俺のベスト9」、ガチャガチャでトークテーマを決定する企画「ガチャガチャ ダグアウト!!!」など、さまざまな切り口で、レジェンド選手たちの知られざる素顔に迫っている。ゲストの球界相関図を作成していく企画では、“負けたくなかったライバル”を聞く質問が定番になっているが、上田にもそんな存在がいるのだろうか。そう尋ねると、 「カッコつけてるみたいになっちゃうんですけど」と少し照れくさそうに切り出し、「自分です」と答えた。 「職業柄、人と比べられることが多いのですが、自分と誰かを比べて悩んでも、いいものを生み出すことは難しいと思うんです。私は根がネガティブなので、常に何かに悩んでいます。収録が終わったあとも、『あの一言は余計だったな』『ゲストの方に失礼だったかもしれない』と落ち込むんです。だからこそ、不安を解消して、全力で楽しむために、準備に力を注いでいます。楽しむための作戦を立てるという感じです」