【SOCIAL INNOVATION WEEK 2023】ストリートスポーツの次世代が活躍できるまちづくり ~渋谷公園通りエリアの未来~
2023年11月6日から12日まで、多様で多視点なアイデアに出会い、新たなアクションにつなげるソーシャルイノベーションの祭典「SOCIAL INNOVATION WEEK 2023」が、一般社団法人渋谷未来デザインと渋谷区の共催で開催された。11月9日(水)には、「ストリートスポーツの次世代が活躍できるまちづくり ~渋谷公園通りエリアの未来~」のトークセッションが行われ、渋谷未来デザイン 理事・事務局長の長田 新子氏、BBOYのShigekix、ハウスダンサーのMiyu、渋谷ユナイテッドの田丸 尚稔氏、渋谷公園通り協議会 事務局長の早川 聡彦氏、東急不動産株式会社 都市事業ユニット 渋谷開発本部 プロジェクト推進部 統括部長の小澤 広倫氏、の計6名が登壇した。
セッションの冒頭では、若手を代表するブレイキン・ダブルダッチのプレイヤーたちがパフォーマンスを披露。KEITA NAKAMURA(REG☆STYLE)のMCとともに、ダブルダッチからは若手トップレベルのスキルでシーンの前線を走るMillenium Collection(ikkyon, ASUKI, KENTO)、ブレイキンからはTHE FLOORRIORZのBBOY ISAKI、ROCK IT DOWN CREWのBGIRL KONAが登場し、会場を盛り上げた。
トークセッションでは「渋谷公園通りエリアの未来」について様々な視点から意見やアイディアが飛び交った。 日本人BBOYとして初めてパリ五輪 ブレイキン種目の出場権を獲得したShigekixは、「僕たちの世代にとって渋谷は、ファッションやカルチャーなど流行の中心だと思います。渋谷に住んではいませんが、練習場所も渋谷区にあるし、渋谷はライフスタイルの一部になっています。」と、渋谷という街が多くの若者のライフスタイルに結びついている点を挙げる。 代々木公園をはじめとする渋谷の公園は、昔からストリートカルチャーが根付き、多くのプレイヤー達も活動の場としていた。しかし、現在はレンタル制のダンススタジオも数多く普及し、「ローカルのスタジオなどで人と繋がることが少なくなっている」とMiyuも語る。