夫が「レクサスは資産価値が高い」と購入を検討中です。中古でも高く売れるなら、それだけ“お得”ということなのでしょうか…?
高級車として名高いレクサスは、車の価値が下がりにくく中古でも高値で売れることから、資産価値の高さを評価して購入を検討する人もいるでしょう。 本記事では、資産価値の高い車を持つメリットや、レクサスには本当に資産価値があるのかなど、レクサスを中心として資産価値の高い車について解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
資産価値の高い車とは?
資産価値の高い車とは、購入時から時間がたっても金額が下がりにくく、財産としての価値が目減りしづらい車、つまり残価率が高い車のことです。 残価率の高い車は、他の車よりも購入価格に対する売却価格が高いため、実質的に少ない差額で車を所持することができます。例えば、600万円で購入した車を5年後に550万円で売却した場合、残価率は約91.6%となり、実質50万円の損失で5年間車に乗れていたことになります。 しかし、250万円で購入した車を同じく5年後に120万円で売却した場合は、残価率が48%となり、実質130万円の損失となります。購入時の手出しは高額でも、残価率の高い車であれば売却時に戻ってくるお金が多くなるため、資産性としては優れていると考えられるでしょう。 車の資産価値はメーカーや車種によっても大きな差があり、場合によっては購入価格よりも高値で売れて売却益が出るほど資産価値の高い車種もあります。 資産価値の高い車は、車として使うだけでなく「売るための物」としても考えられるため、車の購入時に資産価値の高さも考慮するなら、メーカーや車種を厳選して購入するのがおすすめです。
レクサスは資産価値が高い
レクサスは、中古になっても購入時の価格から金額が下がりにくいため、売却時も高く売れることを考えると資産価値が高いといえます。 トヨタの高級車ブランドであるレクサスは、北米市場で人気を博し、2005年から日本国内でも展開されるようになった自動車で、特に海外で人気があり中古車でも需要が落ちないのが特徴です。 実際にレクサスの2023年の販売実績を見ると、日本での販売台数が約9万4000台ですが、全世界での販売台数は約82万台と、海外での需要が特に高いことが分かります。 資産価値が高い高級車は中古車でも状態が良いことも多く、車種が豊富で高級車として世間でも認知されているレクサスなら、幅広い車種から個々のニーズにあった車を探すことができるため、中古車でも価値は落ちにくいでしょう。 優れた燃費性能や操作性の良さが売りの「UX」や、洗練されたデザインや力強い加速が魅力の「NX」などのSUVは、レクサスの中でも特に人気がある車種です。 資産価値の高い車が多いレクサスですが、車種によっても残価率は大きく異なるため、レクサスの購入を検討する際は車種ごとの残価率の高さにも着目して選んでみましょう。