高速道で故障車が走行車線に停止したら…四国4県の警察とネクスコが合同で対応訓練【香川】
岡山放送
高速道路で、故障した車が走行車線に停止したら。そんな状況への対応力を強化しようと、四国4県の警察などが参加する訓練が坂出市で行われました。 5月31日に行われた訓練にはネクスコ西日本や四国4県の高速道路交通警察隊など約70人が参加しました。訓練は、高速道路の事故への対応力強化を目的に毎年行われていて、故障した車が走行車線で停止したとの想定で実施しました。 通報を受けて駆け付けた高速隊員らは、自分の安全を確保しながら後続車両を誘導し、矢印板や発煙筒を使い交通規制をする手順を確かめました。警察によりますと、香川県内の高速道路上の人身事故は2024年に入って5月末までに9件発生し、11人がケガをしたということです。 (参加した隊員) 「事故現場は当事者もいるので、ケガをしないよう安全な場所に誘導できるようしていきたい」 (ネクスコ西日本四国支社 保全サービス事業部 太田聡一次長) 「(関係機関と)連携できる貴重な機会なので、訓練を生かして現場の安全を確保できたら」 ネクスコによりますと、高速道路の工事規制内に侵入する事故が年々増えていて、ドライバーに安全な通行を意識するよう呼び掛けています。
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