【電車通勤から車通勤へ】片道30キロメートルを20日通勤したら「ガソリン代」はいくらかかる?
電車通勤から車通勤に変えることで、仕事終わりに寄り道をしたり、買い物をして大きな荷物を運んだりできるようになります。通勤ラッシュを避けて、人混みにさらされることなく、一人の時間を楽しめることも大きなメリットです。 ガソリン代が大きな負担にならないようであれば、車通勤に変えたいと考える方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、片道30キロメートルを20日間通勤する場合に、電車通勤と車通勤では、どちらがどれだけお得になるのかを調べてみました。
往復60キロメートルの通勤でガソリン代はいくら?
一般社団法人日本自動車工業会によると、ガソリン乗用車の平均燃費は、2021年度で1リットルあたり23.1キロメートルです。 これを基に、往復60キロメートルの通勤で消費するガソリンの量を計算すると、約2.6リットルになります。 2024年1月22日時点のレギュラーガソリンの店頭現金小売価格は、1リットルあたり175.2円です。 計算により、車通勤でかかる平均的なガソリン代は、1日あたり約455円であることが分かります。 ただし、これはガソリン乗用車の平均的な燃費性能で計算したものであるため、自身の車の実燃費で計算してみるとよいでしょう。 実燃費は満タン法で計算できます。 まずガソリンを満タンにしてからトリップメーターをリセットし、ある程度ガソリンがなくなるまで走行してから再び満タンにします。 「トリップメーターの走行距離÷給油した量」で実燃費を算出できます。 往復60キロメートルの通勤でかかるガソリン代を、燃費性能ごとにまとめると以下の通りです。 ・10キロメートル/リットル:約1051円 ・15キロメートル/リットル:約701円 ・20キロメートル/リットル:約526円 ・25キロメートル/リットル:約420円
電車通勤の切符代はいくら?
往復60キロメートルを電車通勤する場合、行きと帰りの分の切符代がかかります。 ここでは、JRを利用して通勤する場合の切符代をご紹介します。 JRの運賃は、営業キロを使用して計算します。 幹線のみを利用する場合、片道30キロメートルの運賃は510円で、往復の切符代は1020円です。 地方交通線のみを利用する場合は、片道30キロメートルの運賃が590円で、往復の切符代は1180円になります。