上田綺世 オランダで低評価も…元デンマーク代表FW擁護「あるデータを見たら…」
オランダ1部フェイエノールトの日本代表MF上田綺世(26)に擁護の指摘が上がった。加入2年目となるフェイエノールトでのパフォーマンスは、現地で酷評されることもある。現在はメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷で先発を任されているが、あくまで同選手が戻ってくるまでの暫定措置だとの見方が強い。 そんな中、アヤックス(オランダ)などでプレーした元デンマーク代表FWのケネス・ペレス氏は、「ESPN」の番組「Dit was het Weekend」で「彼に対する批判は多いが、あるデータを見たら、先発出場8試合で5得点、2アシストを記録している。これは悪い数字ではないだろう」と指摘した。 にもかかわらず、現状の評価は低いまま。「その理由の一つは、上田の移籍金(900万ユーロ=約14億6000万円)と、最初の22試合でわずか2得点だったことが影響している」。クラブ史上最高額の移籍金で加入した大きな期待を裏切った印象がついたままというわけだ。 ただ同氏は「私は何度も、彼には魅力的なものがあると言ってきた。確かに、フェイエノールトではヒメネスほど目立った活躍はしていないが、それでも先発8試合で5ゴールを挙げている」と強調。19日のゴーアヘッド・イーグルス戦で2試合連続の今季3ゴール目を挙げており、さらに得点を重ねていきたいところだ。
東スポWEB