【インタビュー】ユーヴェ新加入の21歳MFアルカラスが語る「僕のポジションはボールがある場所」ラシン時代の先輩ラウタロや注目集めたデビュー戦のユニフォームに言及 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】今年1月の移籍市場でユヴェントスに加入した21歳のMFカルロス・アルカラスが『DAZN(ダゾーン)イタリア』のインタビューで語ってくれた。 【動画】新加入アルカラスのデビュー戦!インテル×ユヴェントス|ハイライト
先月31日、サウサンプトンから期限付きでマッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスに加わったカルロス・アルカラス。すでに今月4日のイタリアダービーでセリエAデビューも飾った21歳のアルゼンチン人MFが『ダゾーン・イタリア』の特番「1vs1」に出演し、移籍交渉の舞台裏を明かした。 「移籍交渉はものすごく速かった。代理人と一緒にサウサンプトンにいて、食事をしようとしていた時に連絡が来たんだ。ユヴェントスが関心を寄せているってね。その時は他のイングランドのクラブと交渉中でもあったし、僕は信じられなかったが、代理人も同じだったよ。それから翌日、ユーヴェからオファーが届いて現実となった。わずか2日間でここへやって来ることが決まったんだ」 「アッレグリとは、ユーヴェへやって来てから初めて話をした。『謙虚さや炎など、ここへやって来るために必要だった全ての要素を失わないように』と言われた。『落ち着け』とも言われるよ。それが彼の口癖だって? 実際、彼に声を掛けてもらえるとほっとするよ」
話題となったデビュー戦のユニフォーム
デビュー戦となったインテル戦では、着用したユニフォームの背番号26番の「6」が「2」よりも高い位置にあると指摘されて話題となった。 「僕は写真で見たんだ。その時は気づかなかったよ。ロッカールーム内にいられること自体がうれしかったし、すでに試合に集中していた。僕の出番が来るのかどうかだけを考えていたんだ。後でスマホを見たら、友人や家族からメッセージが届いていて写真を見て「6」が「2」より高い位置にあることに気づいたんだ。起こり得ることだし、気にしていない。プレーできるのなら、どんなユニフォームであっても問題ない」 ラシンの下部組織出身のアルカラスは、MF登録であるが、過去にセンターフォワードからウィング、ウィングバックやサイドバックに至るまで数多くのポジションをこなしてきた。そんな自身の特徴について語った。 「僕のポジションはボールがある場所だよ(笑)。無秩序なのかどうかはわからないが、僕は走るのが好きなんだ。通常は中盤の両インサイドハーフでプレーしている。ラシンでは、左IHでプレーするのが多かった。イタリアでもFWでプレーできるかどうか? もちろんだよ。ドゥシャン(ヴラホヴィッチ)のようなフィジカルではないができると思うよ!」
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