怒りのほんこん

　お笑いタレントのほんこんが22日、ラジオ大阪「土曜の午後は、トコトンほんこん！」に出演。アイドルの桜井MIUが都知事選（7月7日投開票）の掲示板に〝露出度全開ポスター〟を掲出した問題についてコメントした。 【写真】露出ポスターのモデルを務めた桜井MIU 　問題となったのは元埼玉・草加市議で、「ジョーカー議員と投票率を上げる会」党首の河合悠祐氏が制作したポスターの一部。桜井の胸や局部を隠した露出度全開のポスターが掲出され、批判が殺到した。河合氏は都の迷惑防止条例に違反する可能性があるとして、警告を受けた。 　ほんこんは「こんなもん、ええか悪いか言うたらすぐに分かるやろ」とぶ然。「この方々は『合法の範囲内でやったつもりだった』と言ってるって。合法の範囲内とかより、ルールとかモラルとかそこの景観とか、公共の場でそれがええのか悪いのか（を考えたらわかる）。それで神聖なものやろ、選挙っていうのは」と叱りつけた。 　そのポスターを張っている動画を見たといい「結局はそうやって再生数を稼いでっていうのがあるんちゃうかと思うけど。こんなもんね、公職選挙法ってザル法やし、もう全部細かく書いたったらええねん。『候補者以外は張ったらあかん』、ほんで、『政策、公約以外書いたらあかん』。で、『わいせつ的な事、差別的な事は書いたらあかん』。『書いたら、お前ら懲役や！』っていうのをしたらええと思う」と子どもに言い聞かせるように主張した。 　また、掲示板に同一のポスターが多数張られている事案については「それはある意味提示してると思うねん。『抜け穴でっせ』と。俺はこれはこれで評価するとかせえへんじゃなくて、『ほれ見てみ。お前ら何も言われへんやろ』って。それを言えるようにきめ細かく、『こんなことやったらあかんで。禁止』というのを明確にせなあかんで、というのを言うてはるんじゃないかなと思う」と皮肉っていた。