バッグは3~5万円台の「小ぶり」か「個性派」の2択。スタイリストが「ハイブランドのバッグに投資しない」理由とは?
スタイリスト水野利香さんのALL私服コーディネートで最旬スタイルをお届けする企画、今回のテーマは「愛用バッグ」。スタイリストなら沢山持っていそうなイメージのあるハイブランドのバッグはあまり持たない、という水野さん。こだわりのバッグ選びのポイントやお気に入りブランドを教えていただきました。 【写真】3~5万円のバッグで十分!ハイブランドでなくてもおしゃれな愛用バッグの画像 RIKA‘Sコメント スタイリストっぽくないかもしれませんが、ハイブランドのバッグは今は日常的には使っていません。子育て中ということもあり、自分のライフスタイルにはなんだか定着しなくて……。また分かりやすいロゴがあるものより、どこのブランドか分からない、主張しすぎないバッグに惹かれる傾向にもあって。もちろん大好きなブランドもあって、いつか欲しいなと思う素敵なものもいっぱいありますが、今の自分にはまだしっくりこない気がして。ここ最近は3~5万円台のバッグが気軽に持ちやすく、大人が持ってもチープにならないので愛用しています。ヴァジックやメゾン カナウ、メアリ オル ターナなど、デザインも効いていてちょっと“高見え”するバッグブランドが好きです。年齢を重ねたらまた変わってくるかもしれませんね。
おすすめ(1)どんな着こなしにもなじむ「アー」のボストンバッグ
RIKA‘Sコメント ミニマムなデザインの黒のボストンバッグは、カジュアルからセミフォーマルまで、どんなコーデにもなじむので1つあると重宝します。スカートスタイルに、ちょっとメンズっぽさもあるシンプルなバッグを合わせるのも良いですよね。 「アー」は馬具屋の知恵を生かしたものづくりをしている自然堂さんがやっているブランドで、今季はシンゾーンともコラボしていて注目しているんです。エルメスも元々馬具から始まっているし、素材や作りには信頼のおけるブランドだと思います。上質なレザーで、作りもしっかりしているのに3万円台(¥39600)という価格帯も嬉しいところです。
おすすめ(2)「メアリ オル ターナ」のフリンジバッグがワントーンコーデのアクセントに
RIKA‘Sコメント シンプルなワントーンコーデに、ひとクセあるフリンジバッグをプラスするのも定番スタイル。ちょっとパンチの効いたデザインバッグを入れると洒落感が出せるし、バッグなら遊びのあるデザインにもトライしやすいですよね。この巾着バッグはエコスエード素材なので、雨の日も気楽に持てるところもお気に入りです。まだ子供も小さいので、扱いやすくケアしやすい素材なのもポイントです。
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RIKA‘Sコメント スカーフ柄のトートバッグは、マニプリのもの。柄ものにトライできるのもバッグだからこそ。軽くて容量もたくさん入るので、子供と一緒のときや、荷物が多い日のサブバッグとしても活躍しています。 オルセットは、セレクトショップでもよく見かけるバッグブランド。ミニマルだけど程よいトレンド感があって、1点あると着こなしがぐっと今っぽく仕上がります。 次回のテーマは「アウター」。とにかく軽さを重視しているという水野さんのアウターコーデをご紹介します! 撮影/木村敦(Ajoite) 着用・スタイリング/水野利香 ヘアメイク/YUMBOU(ilumini) 取材・文/出原杏子
水野 利香