操作も仕掛けもフルアナログなチェキなのにカラーエフェクトつき。いったいどうやって?
強引すぎるワザで、notデジタルなチェキにフィルター機能を取り込みました。 チェキのフィルムを使うお手軽インスタントカメラの富士フイルムinstaxシリーズに、新型の「instax mini 99」が登場しますよ。まずは海外で発表されましたが、フィルムカメラの楽しさ面白さが合体した感じ。 【全画像をみる】操作も仕掛けもフルアナログなチェキなのにカラーエフェクトつき。いったいどうやって? ルックスも、フラッシュつきで日付が入れられるところも懐かしい。カラーエフェクトも露出もダイヤルで選べる。アナログなカメラの感覚を追求してきたモデルといえます。 使うフィルムはinstax miniシリーズ。撮影したその場で写真が仕上がるところも良いよね。35mmフィルムのように、決まった枚数分を撮りきらないと現像に出しにくいってことがないし。 しかしinstax mini 99。デジタル的な要素が感じられないカメラなのに、カラーフィルターなんてものが使えちゃう。いったいどうやってるんだろうと思ったら。 力技すぎた。 本体内部のレンズ周囲にLEDを仕込み、ダイヤルで選んだ色の光を当てながらシャッターを切るだなんて。そりゃ思いどおりの色カブリが出せますよねえ!? 開発した人マジで天才すぎない? 2シーンを重ねる二重露光、最大10秒間のバルブ撮影、暗い場所を明るく撮るインドアモード、シャッタースピードを高めるスポーツモード、セルフタイマーに、風景/マクロモード。 難しいことは覚えず、思いつきでモードを変えて撮っても楽しそう。お値段は199.95ドル(約3万円)。アリでしょう! ただしチェキのフィルムっていま入手難な状態が続いちゃってるのよね…。日本で販売するときは、定価で良いので10パックセットとかで売ってほしい。 Source: FUJIFILM
武者良太