ロト6など「当選番号を教える」詐欺が急増。国民生活センターが注意呼びかけ
国民生活センターは29日、ロト6などの数字選択式宝くじについて「事前に当選番号を教える」などと言い寄る詐欺が急増しているとして、注意を呼びかけた。 同センターによると、インターネットをあまり利用しない高齢者などから、「宝くじの当選番号を事前に教えてもらうのと引き換えに、高額な情報料や預託金を支払ったが、その後業者と連絡が取れなくなった」などという相談が急増しているという。 数字選択式宝くじの当選番号詐欺に関する相談件数は、2010年度は8件だったが、2011年度43件、2012年度280件、2013年度703件と、ここ数年で急激に増えている。 同センターは「宝くじの当選番号が事前に分かることはない。このような詐欺にだまされないよう、注意してほしい」と呼びかけている。