KEIRINグランプリ開催地、静岡競輪場は名峰・富士山を望む絶景や豊富なグルメが魅力 武豊騎手や熱海富士関も来場予定
12月28~30日に「KEIRINグランプリ2024シリーズ」が開催される。その舞台となるのが、静岡競輪場だ。2月の記念開催を終えてから約10か月に及ぶ改修に入り、11月末に再開した。今回はリニューアルした“富士山バンク”を取材し、グランプリシリーズの楽しみ方をチェックしてきた。(取材・構成=netkeirin編集部)
まっさらに輝く“FUJISANバンク”
静岡競輪場へはJR静岡駅から無料シャトルバスで約15分。新幹線停車駅から直通で行けるアクセスの良さが魅力だ。 2月に行われた静岡記念「たちあおい賞争奪戦」を終えてからリニューアル工事に入り、11月28日からの「シン・FUJISANバンク杯」で本場開催を再開。バンクを掘り起こしての大規模改修を終え、走路はまっさらに輝いている。 静岡は風も強く、以前は選手から「バンクが重い」といった声も聞かれた。今回の改修を経て「走りやすくなった」という選手の声が届いているそうだ。
有料席には充実のサービス
一般入場料は無料で、メインスタンド2Fにある特別観覧席への入場料は、ベンチシート(定員1名)が本場開催時1,000円、場外開催時400円、ワイドシート(定員2名)が本場開催時2,000円、場外開催時800円となっている。 ホームストレッチ側からレースの全貌が楽しめるうえ、フリードリンクサービスとWi-fi完備で快適に過ごせるのが嬉しい。 東側には『富士山ロイヤルラウンジ』なるさらリッチなエリアが設置されていて、定員1名の『ロイヤルシート(本場・場外とも2,000円)』、定員2名の『ロイヤルシート(本場・場外とも4,000円)』、定員4名の『ロイヤルボックス(本場・場外とも8,000円)』が用意されている。 ラウンジ席は半個室型のブースになっており、こちらはフリードリンクサービスとWi-fiに加え、テレビやコンセント、予想紙のサービスが付く。さらに場内売店の出前も可能で、お腹がすいたらなんと席までフードを届けてもらえる。ふかふかのソファで、ゆったりくつろぎながら競輪が楽しめそうだ。 4階には完全個室の『ロイヤルルーム』も7部屋完備。ただしグランプリシリーズ期間の有料席は30日のみ事前申し込み制となっており、すでに申し込みは終了している。今後足を運ぶ際にはぜひチェックしてほしい。