「コスパ」意識高まる外食産業が今後も生き残るための施策
人口減により国内の外食市場は縮小へ
人口減少が避けられない中で外食企業はどう生き残るか(画像:takeuchi masato/PIXTA)
国連は2022年11月に世界人口が80億人に達すると見込まれると発表した。70億人突破からわずか11年で世界人口は10億人増加したことになる。また、2023年には長年人口トップであった中国をインドが抜くと予測されている。 日本の人口は2022年に1.25億人と世界で11番目。2022年10月の人口は前年に比べて67万人も減少している。数年以内にエチオピア(2022年人口1.20億人)、フィリピン(同1.125億人)に抜かれるとみられる。 長期的に見て、日本の人口減少は避けられない。日本の外食マーケットは、コンビニエンスストアやスーパーマーケットから市場を奪うことで外食比率が上昇するか、客単価が上昇するかの2つしか拡大の余地はない。
本文:1,632文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
鮫島 誠一郎