「執拗(しつよう)で悪質な犯行」美人局で誘い出した男性を暴行し現金を奪った罪に問われている男に懲役7年を求刑 静岡地裁浜松支部
いわゆる美人局で誘い出した男性を暴行し、現金を奪った罪などに問われている男の裁判で、検察側は懲役7年を求刑しました。 浜松市の無職の被告(30)は2022年12月、知人の男や少女らと共謀し、パパ活名目で少女がSNSで誘い出した30代の男性に暴行を加え、現金およそ7000円などを奪いました。 さらに翌日、20代の男性に「俺の彼女に何してんの」などと言って50万円を脅し取った罪に問われています。 静岡地裁浜松支部で開かれた裁判で、検察側は「犯行に主体的に関与し、必要不可欠な役割だった」と指摘。 「執拗(しつよう)で悪質な犯行だ」として、被告に懲役7年を求刑しました。 一方、弁護側は「犯行の中心は共犯者で被告の暴力は突発的なものだった」などとして、懲役3年6カ月の判決を求めました。