山口・上関の中間貯蔵施設 中国電力が23日にもボーリング調査へ
中国電力などが山口県上関町で計画する、原発の使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設の建設を巡り、中国電が予定地で建設が可能かを判断するためのボーリング調査を23日にも始めることが関係者への取材で判明した。1月以降、ボーリング調査に向け森林伐採などの準備を進めており、「準備が整った」として22日までに地元自治体に調査開始の方針を伝えた。 【GIF画像】船が打ちあげられた場所は今… ボーリング調査は、同町長島の中国電が所有する敷地内の11カ所で実施予定。最も深いところで300メートルほど掘り下げ、サンプルを採取して地質を調べる。調査は半年程度かかるとみられ、その後、既に実施している文献調査の結果と合わせて分析し、施設建設の可否を判断する。【脇山隆俊、福原英信】