首里城火災から5年で消火訓練 連結送水管が整備され対応迅速化
首里城火災からきょうで5年です。 首里城公園で、消防士や関係者らによる消火訓練が行われました。 【写真を見る】首里城火災から5年で消火訓練 連結送水管が整備され対応迅速化 首里城火災は2019年10月31日の未明に発生。火は大きく燃え広がり正殿などが全焼しました。 ▽消火訓練の様子 「火事です火事です。避難してください」 消火訓練は、5年前の火災と同じ未明の時間帯に、再建工事が進む正殿などを覆う「素屋根」内部で出火した想定で行われ、那覇市消防局や首里城公園の職員など約100人が参加しました。 今回の訓練では、去年整備された「連結送水管」を使用することによりホースを繋ぐ時間が短縮され、消火活動がより迅速になったということです。 ▽国営沖縄記念公園事務所 高橋涼 所長 「火災から5年目で、正殿が建ちあがってきている。今この正殿ができているのをしっかり守らなければいけない」 首里城公園は2026年の首里城正殿の復元に向けて今後も訓練を重ね、防災体制の強化を図るとしています。
琉球放送