彦根駅西口広場「井伊直政公銅像」ライトアップ始まる
井伊直政の銅像がある彦根駅西口広場のライトアップが12月7日に始まった。(彦根経済新聞) 【写真】ナイトフェスティバルの様子(12月7日のみ) 彦根市商工会議所青年部が彦根駅周辺ににぎわいをもたらそうと、2021年に始めたライトアップ。今年は、彦根城世界遺産登録の機運を高めようと市の有志職員らとともに企画、準備を進めてきたという。初日の7日は点灯式に加え、ドリンクやフードを手にイルミネーションが楽しんでもらおうと「ナイトフェスティバル」を開催した。 イルミネーションは、井伊直政の銅像をはじめ、広場一帯にLED電飾を装飾。今回新たに、フォトスポットとして、銅像前に「ひこにゃんと」「わるにゃんこ将軍」が描かれたアクリル板を設置し、ライトアップしている。銅像前に設置している切り出しパネルのQRコードを読み込み、井伊直政や彦根市に関するクイズに答えて正解すると、銅像の馬の鼻にかかっている手綱が光る仕掛けも施す。 ナイトフェスティバル当日は17時15分に点灯式を行い、関係者のカウントダウンで一斉にライトが点灯。点灯後は、帰宅途中の高校生や会社員らが足を止めてライトアップを眺めていた。 フードブースにはパリヤ、シツジコーヒー、アールホールディングス、Stand cafe tomys、彦根ビールが出店。訪れた人たちビールやフードを片手にライトアップを楽しんだ。18時30分からはきょうだいデュオ「平塚兄妹(きょうだい)」のミニライブが開催された。彦根市内から訪れた女性は「いつもの見慣れた景色とは雰囲気が違う。きれい」と声を弾ませていた。 同会議所青年部スリーピース委員会の佐々木健二委員長は「駅前のライトアップを楽しんでもらうのとともに、イルミネーションを通して彦根城世界遺産登録への機運を市民の皆さんにも高めてもらうきっかになれば。フォトスポットも設置しているので写真を撮ってもらい、ライトアップを楽しみながらSNSなどで拡散してもらえれば」と呼びかける。 点灯時間は17時~21時。今月25日まで。
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